明けましておめでとうございます。こちらのブログまで見てくださってる方は…コアなブエナファンということで、今年も裏方事情…気軽に覗いてくれたら嬉しいです👀
ということで今年もどうぞ宜しくお願いします⚽️
遡ること12月…のブログでもお伝えしましたが、青森山田高卒の高良幸之介コーチを招いてフィジカルトレーニングを行いました!
圧倒的なフィジカル量…2時間のフィジカルトレーニングの後に普通の練習が始まるとか聞いて、とりあえず逃げたくなりました笑
今のサッカーはフィジカルが重要視されている、と言われているぐらい”個”でも”戦術”でも理解が深まり拮抗した試合の”個”や”戦術”をより高い効果で引き出すのが「フィジカル」だと認識しています。
スクールでは2時間という制約があるので、ここにどうやってフィジカルやアジリティを落とし込むのか?次年度の新たな課題でもあります⚽️
改めまして、こうのすけ!スクール開催ありがとうございました。
沖縄もサッカーキャンプシーズンが始まり…
キャンプ中のOFF日を利用して、保護者の繋がりでお練習前に二人が遊びに来てくださりました!子どもたちも海外選手の体格を見て感心していたり質問攻めをしている中、僕はちゃっかり弊社小麦の奴隷パンを渡しました笑
せいけんのお父さん、お二人ありがとうございました!
(個人・場所特定と検索の観点で詳細を伏せて記入しています)
スクールに話を戻しまして…
低学年は圧倒的に”個”をトレーニング、中学年・高学年は個人戦術を徹底しています⚽️
この進級前の時期になると、子どもの1年の成長を大きく感じることができます。
第二次性徴期が始まる9〜10歳。脳が大きく成長し、筋肉量も増え、プレーも判断も格段に上がります。1年前の同じ頃は全くできなかったことができるようになったり、例えば努力が見えやすいリフティングでも…10回クリアするのがやっとだった子が「100回越えた!」と驚きの連続です。
現代の子どもたち…練習中に、おもしろいなぁと思うのは「これ必要ですか?」と質問をくれること。ネット環境が身近にあって、自分なりにサッカーを調べている子どもたちはプレーはそこそこでも「知識量」はとても豊富に持っている子が多く、自分の価値観で基本的に意味のない事はやりたがらない傾向にあります。
苦手な物事を避けて得意分野を楽しく伸ばす、といった子たちが増えている印象です。どちらにせよ、「やりたくない理由はなんだろう?」「必要じゃないと思うことをなぜやっているのだろう?」と声をかけてあげるようにしています。
できないことをやりたがらないし、必要か不必要かは成長過程、各々サッカーのステージで決めていけばいい…個性や本人たちのより部分を肯定して引き出しながらも、全体的にたくさんのことができる、たくさんオプションを持っているサッカー選手になってくれたらなぁ〜と思います。
たくさんオプションを持っているサッカー選手
今回永羽くんもエコノで優秀選手に選ばれました❗️
たくさんオプションを持っているサッカー選手、とは?
どの時点で大きく”差”が生まれるのでしょうか?と、長年研究しています。同じ努力だとしても吸収力が大きく異なったり、その後の感受性や影響力・人間性は子どもであっても1人1人異なります。ここに大きく幼少期の過ごし方にある、と見ています。そして”遊び””自然体験”ということは、同じ子どもであってもいい意味で”差”を作ってるのでは?と研究を続けています。
サッカーとはかけ離れた部分にある精神力や集中力だったり、物事の深みや意味を見出す部分というのは、教えられるものでもなく、多くが生まれ持っているわけでもないと思います。
これらはいったいどんな時間帯に、つまりどの年齢で養われているのか?そしてそれらは、成長過程でも補っていけるのだろうか?と、いいところでまたの機会に。
意識の高さをテーマに毎月考え事を続けています。
2023年1月 「聞く力」
2023年2月 「継続する力」
2023年3月 「どんなシーンも楽しめるモチベーション」
2023年4月 「興味」
2023年5月 「イメージすること」
2023年6~7月 「あくなき向上心」
2023年8月 「習慣」
2023年9~10月 「基礎」
2023年11~12月 「楽しむこと」
こちらをテーマに様々に考えてきましたが…新年度一発目は「感受性」にしたいと思います。
感受性とは…
外界の刺激・印象を受けいれる能力。物を感じとる能力。
https://kotobank.jp/word/%E6%84%9F%E5%8F%97%E6%80%A7-48886
ポイントは受け入れる力、にありますよね。先ほどの部分でもお話ししましたが、知識量の多い子どもたちは自分の核となるものをすでに持っていることが多く、なかなか受け入れてもらえなかったり納得するまでが長かったりします。
ここで経験から精査されたことをスクールのメソッドとして伝えている、つまり無駄がないトレーニングだよとなると、それこそ相手を受け入れていないことになってしまう。
その子の現状の感受性を認めてあげること、がとても重要かな〜と最近は考えています。その次のステップが「そのままやってごらん!挑戦してみて!」という言葉かけ。
あえて失敗をする経験を積み重ねる。一見遠回りに見えますが、体験すると色々言葉以上にわかることが増えます。そういった時に「あ、アドバイスとはそういうことか」となれば「失敗する状態でも受け入れてくれた」”ありのままを尊重してくれた”という他者や意見を受け入れるきっかけになると感じています。
そっからサッカーを紐付けして…と、スクールの役割と子どもの成長は面白く、こちらが毎日気付かされています。
ではまた!いつもありがとうございます⚽️